株式会社ティズム
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マインドマップ(R)(注)は英国の教育者、トニー・ブザンが開発した思考手法(ノートの記述法)です。
「マインド」「マップ」を直訳すると「頭脳」の「地図」。町の中心部から郊外に向けて道路が広がる地図のように、マインドマップも中心から外側へと放射状に展開します。
7歳の頃、「親友のすばらしい才能がテストの結果に表れない」ことを不思議に思ったトニー少年は、この謎を解くために実践と研究を重ねて画期的な学習法を編み出しました。
記憶法、読書法、ノート法からなるブザン式学習法は、1974年に「Use Your Head(頭を使おう)」のタイトルで書籍化(英BBC、邦題「頭が良くなる本」東京図書)。同時に英BBCテレビでシリーズ化され、大きな反響を呼びました。中でも、テーマやトピックを中心にイメージで描いて放射状に木の枝が広がるように展開するマインドマップに注目が集まりました。
マインドマップは当初、「覚えやすく、思い出しやすい」ノートとして、ギリシャ・ローマ時代から使われている「イメージして、関連づける」記憶法を基に考案されました。
結果的に、キーワードとキーイメージ(絵、図形、記号など)に情報を凝縮する、枝状に展開するブランチを使って分類・整理する、色を効果的に使う、情報を一枚の紙に集約して全体を俯瞰しつつ詳細も把握するなど、マインドマップには脳のさまざまな機能を積極的に活用するための工夫が盛り込まれています。
また、トニー・ブザンは脳の情報処理プロセスや脳細胞の構造や機能について学び、「放射思考」という概念を生み出しました。さらに、優れた「脳の使い手」として知られるレオナルド・ダビンチやアインシュタインなど、天才のノートも研究し、かくプロセスで脳と思考が鍛えられ、記憶力だけでなく、理解力、整理力、発想力、問題解決力などの向上を図ることができる記述法が完成しました。
現在、マインドマップは世界的に普及しており、学校の授業でマインドマップ形式のノートが使われている例は少なくありません。また、ビル・ゲイツ、アル・ゴアなどのグローバル・リーダーから高く評価され、公認PCソフトのiMindMapの誕生後は特に、マインドマップのさらなる広がりに期待が寄せられています。IBM、ディズニー、BMWをはじめとする国際優良企業でも採用され、会議、プロジェクト管理、企画、開発など、活用の幅が広がっています。
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